次世代Webカンファレンスに行ってきたよ!
次世代Webカンファレンスに行ってきました!
自分のTwitterのログをたどりながら、思ったことやその補足などを書き連ねてみます。
ブログ書くのめちゃくちゃ久しぶりなのでリハビリも兼ねて…
参考までに自分のスペック
- 旧来型のテキストメインなWebサイトの構築がお仕事。Webアプリ系はあんまりやらない。
- 自由にCSSを書いている時が一番幸せな気持ちになれる(ただし自分のコードがメンテナブルで他人にも触りやすいものになっているかどうかは不安)。
- ActionScript3を次世代JavaScriptだと思いながら勉強してたのに梯子を外された感じでそれ以来JS追えてない。そもそもthisとか変数スコープとかクロージャあたりもちゃんと理解できてないしただの初心者。勉強するぞー!!
- Flashの没落を身を持って体験したので、Webが没落する世界が想像できてこわい。
- Firefox OSの啓蒙と普及に努めようとしてるけど実はまともにFxOSアプリを作ったこともない。
そういえば今朝は受付でFx0で番号見せてドヤったんだけど、connpassがFirefoxOS対応してくれてなくてPCサイト表示されてて辛かった。 #nextwebconf
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
聞いたセッション
- accessibility
- js_next
- standardization
- client_perf
- css
accessibility
「見えないものへの投資、になってしまう」スクリーンリーダー片手に検証しないとやる気起きないのすごいわかる。そのへんiPhoneのVoice Over偉大。 #nextwebconf406
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
user-scalable=no 指定しているサイトまだまだ多いよなあ #nextwebconf #nextwebconf406
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
確かにマークアッパーがメタデータを入れられるように用意できても使わなきゃ意味ないし、他の職種の人に使ってもらうようにする環境作りのほうが大事かも。 #nextwebconf #nextwebconf406
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
具体的メリットなきゃやる意味ないと思う。(もちろんアクセシビリティ追求は具体的なメリットがあるものなはず。) #nextwebconf #nextwebconf406
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
どんなに完璧なアクセシブル環境を構築できてもそれをメンテナンスできなければ意味がないし、メタデータにまで気を回すのは大変→メタデータの付与は他人に任せたい→機械学習に任せられないのか?→いやいや学習のタネとしてメタデータ重要でしょ、といった流れが印象的でした。
js_next
いーえすしっくすを「いーぇーしっ」に空目している。
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
(「空耳」の間違い)
いやはや、、正直前提知識が足りてなさすぎてほとんどついていけませんでした><
とりあえずBabelさわろう。未来のJSを使っていこう。
それよりも裏番組のUI/UXの話が面白そうで、今回のテーマの中で一番自分が聞きたかった切り口でWebの未来について語られていたっぽくて、今から録画を見るのが楽しみです。
「UI/UXとひとくくりにするな」とセッション名だけで敬遠しちゃって、もったいないことをしました>< セッション名についてもちゃんと最初に議論されてたっぽいし。
Webはもう半分死んでる話、やっぱりまだまだ共有できてないんだな。自分はそれに今めっちゃ危機感抱いてます。
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
いま金が集まるのはアプリ開発。Webを殺さないためにはWebにも金がまわるような環境を作らなきゃだめ。そこへ飛び込んできたのがアドブロックあたりの話だよなーみたいな、とどめ刺すのかと。
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
standardization
クロスカルチャーな標準化トーク #nextwebconf #nextwebconf406
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
普段の仕事にも通じるコミュニケーションの話だ。 #nextwebconf #nextwebconf406
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
「標準ができてから触る」ではなく「できる前に触ってフィードバックする」 #nextwebconf #nextwebconf406
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
標準化セッションはExtensible Webなお話。1月のHTML5カンファレンスでも今年のキーワードとして上がっていましたね。その復習にもなりました(今ググり直した)。
そして標準化というプロセスこそがWebをWebたらしめてる最重要要素でネイティブアプリとの一番の差別化要因だと思うので、もっとしっかり知るべきだなと再確認しました。
仕様書読み込むまではいかずとも、どんな仕様書が存在してそこにどんなことが書かれているのかは把握しておきたいところ…。
client_perf
Perfがパフォーマンスの略だと今知った。 #nextwebconf
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
(ていうかそもそもクライアントサイドのパフォーマンスチューニングだけでも80分語れる話題なんだなあ)
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
こっちか / “Accelerated Mobile Pages Project” http://t.co/h07NDRHscY
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
"次世代"の"パフォーマンス"とは?? と、そもそものお題定義に置いてけぼり食らっちゃったのが正直なところでした>< 具体的なパフォーマンスのノウハウはぜひとも知りたいけれど、「未来がどうなっていくのか」という切り口では扱いにくい話題なような。。(自分の前提知識が足りてないからだとは思いますが><)
そんな中 Accelerated Mobile Pages(AMP)というキーワードをゲット。議論の中では評価低い感じだったけどすごく気になる。ちゃんと調べよう。
css
Webアプリケーションの世界と旧来型ハイパーテキストの世界でCSSの役割がぜんぜん違ってくるとおもう #nextwebconf #nextwebconf406
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
Webアプリの時代にCSSの仕様がついていけてないのは感じるけど、それの解決に必要なのはCSSの進化じゃなくて新たなスタイリングの仕組みの発明な気がする。 #nextwebconf #nextwebconf406
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
まあCSSはエンジニアよりもデザイナーのほうがとっつきやすいよなあ。だけどエンジニアがCSSを触る機械が増えてきたのが最近の不幸ってのはあるかも。 #nextwebconf #nextwebconf406
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
レガシーIEについては時が解決してくれるし、今はハックとかで乗り切って未来だけを見ればいいと思う。逆に古い考え方が抜けないと今後辛くなる。 #nextwebconf #nextwebconf406
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
CSSの進化著しくてどんどん書きくなってきて他の本質的なところに頭を使えるようになって超イケてるって印象なんだけどなあ。
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
(「どんどん書きやすくなってきて」「やすく」が抜けてました><)
CSSの課題は色んなバックグラウンドの人が一つのファイルを触ることによる破綻なんですよねえ・・・。そこでプリプロセッサやらBEMやら出てきたんだろうけど、それもなんか違う感じで答えが出ない。
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
CSS大好きマンにとって「CSSはオワコン」という結論に導かれたこのセッションは色々突っ込みまくりたい感じでした。むしろ最近CSSどんどん良くなってませんか? めっちゃわくわくするんだけどなあ。
確かにCSSという仕組みが多人数開発によるWebアプリケーション時代に本当に合っているのかという点は議論の余地があるかと思いますが、議論の答えとして「オワコン」ってしちゃうってのはCSSを使いこなせていないだけでは、と感じてしまうのでした。
今後仮にWebアプリ時代にあったエンジニアにも触りやすい新たなスタイリングフォーマットが登場したとしても、文章の装飾に適したフォーマットとしてCSSは必要とされ続けると思います。
そっか、CSSはただの設定ファイルっての、だいぶ腑に落ちた。
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
CSSの未来を語るには、ネイティブアプリがどうデザインを実装してるかを分析したほうがいいのかなあ。
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
たぶん比較すべき対象はJSじゃない。
— いぇし (@Yeshi) 2015, 10月 18
進化のロールモデルを参考にすべきはプログラミング言語であるJavaScriptではなく、「作業フローとしてどのように装飾を定義していくのがベストなのか」という視点でネイティブアプリ開発のフローを観察するほうがいいのかなーとか。後でもっと考える。
これだけで別エントリに切り分けて書いてみようかな。
総括
自分の好きなWebの未来についてこうやって本気で論議を聞けるのは本当に楽しかったし、とにかくこの場を提供していただいた運営の方々には本当に感謝です。
数カ月後、半年後、そして来年、Webを取り巻く環境がどのように変化していくのかわからないけれど、ぜひまた定期的に開催してほしいなあ。
技術視点だけではなく、「これからWebでどう飯を食っていくか」といったマーケティング視点みたいなところから切り込んでも面白そう。
関係者の皆さま、ありがとうございました!