2014振り返りと、2015の抱負
「こういうことブログにまとめる人きもい。わけわからない」みたいなことを思う層も一定数いるらしいのですが、そうはいわれても……って感じだし、毎年やってるし、書かないのもおさまりが悪いしなあってことで今年もやります、1年振り返り。
Instagramの写真とTwitterのツイートを1月1つずつ選んで、その月に何やってたか思い出すってやつです。
1月
確かに最近はFacebookに流れてくるコンテンツの方が面白くなってきたけど宗教的な意味でやっぱりFacebook受け付けられないのであった。ネットの居場所〜〜
— いぇし (@Yeshi) 2014, 1月 29
2月
2週連続の大雪にはしゃいだりした。
普通のCSSに不満がなくて書いてて楽しいので、SASS使わなきゃいけない環境が苦痛なのだわ、、、
— いぇし (@Yeshi) 2014, 2月 25
3月
修善寺旅行。海外製の割と新しい機関車らしい。
やばい、久々にオリジナルIE6を触ったら、謎の愛着感と「俺が守ってやるよ」という気持ちが、、、
— いぇし (@Yeshi) 2014, 3月 7
4月
超会議で買ったもの。鉄道グッズとEnchantMOON。
やばい。ガサゴソいう音が聞こえたから台所覗いたら、ゴミ袋がかじられてる。これ明らかに哺乳類の仕業だ、、、
— いぇし (@Yeshi) 2014, 4月 22
部屋にネズミ出現
5月
春の関西乗り潰し。阪堺電車、とても良かった。
台所ネズミ出現、いいネタができたとかなり面白がってるんだけど、一緒に面白がってくれる人なかなかいないし台所管理力のないダメ人間としかみなされてない気がしてきた。
— いぇし (@Yeshi) 2014, 5月 1
6月
学生時代に時間の使い方の訓練を怠ってたの、今になって効いてきてるなあ。ぜんぜんやりたいことできない。
— いぇし (@Yeshi) 2014, 6月 15
7月
アイデアソンしてます #camphackday #暑過ぎて身の危険 pic.twitter.com/OlHckdiPg1
— いぇし (@Yeshi) 2014, 7月 12
camp hack day参加した。
8月
Firefox OS Flame 開封の儀
Firefox OSプリインストールゲームアプリが充実し過ぎててやばい。ずっと数独やってた、、、
— いぇし (@Yeshi) 2014, 8月 2
9月
新しく仲間になったザリガニ(そういち)くんです。早速ホテイアオイの根っこについたイトミミズをご馳走になってる。
今年の目標、発表者側に回るをどうにかクリアしたけどやっぱりやってみないとわからないことだらけだなあ。やっぱり発表者すごい。
— いぇし (@Yeshi) 2014, 9月 16
会社の勉強会で発表してみた。実名で公開してたりするので、自分の実名と会社名知ってる人は探してみてください。
10月
押入れの整理をしてたらケータイ機種遍歴タワーができた。
フォクすけかわいいとしか言ってないとお思いの方もいるかもしれませんがちゃんと自分なりにWebの未来とかも考えてますよ!!!!あとフォクすけぬいぐるみ欲しい。
— いぇし (@Yeshi) 2014, 10月 5
11月
御岳山頂
メンテナブルCSSの話を聞くたびに、「こんなに頑張っても結局人が変わったりリニューアルしたら結局捨てられるのでは」とか思っちゃって、むしろいかにCSSを捨てやすく(書き直しやすく)するかを念頭に置いてサイト生態系、運用フローをを構想したほうがいいのではと仮説を立ててるこの頃です。
— いぇし (@Yeshi) 2014, 11月 19
12月
フォクすけを連れて西日本・九州乗り潰し旅。
プレゼン資料にTwitterアカウントを忍ばせといたんだけど、間違えて Yesh になってたからたぶん誰もこのアカウントに辿り着けない。
— いぇし (@Yeshi) 2014, 12月 3
2014年総評
完全に軸足が会社になっちゃってて、ネット上のログを追ってもちゃんと1年を振り返れなくなってますね。
それはそれで悪くはないんだろうけれど、さみしさも感じるところ。。。
仕事でいい評価をもらえるようになってきたし、今の仕事はとても楽しいです。
ただ、どうしても個人プレイに走りがちなところがあるので、今年はもっと人と協業することを覚える年にしないとまずそう。
あと、上のツイート抽出でもアイコンが残念になっちゃってるけど、2007年から使い続けてるこっちのアカウントをサブアカウントに格下げして、
メインアカウントをこっちに変更してます。
主にTwitter検索が恋しくなってきたせい。@Yeshiのほうは公開アカウントなのになぜかツイートが検索に引っかからないので。。。
2015抱負
- 積極的に人と協業する。目標のために人を巻き込むことを覚える。
- 更に積極的にアウトプットを出す(勉強会とか)
- 趣味で右脳使う活動をもっとする(絵を描いたりとか)
- おなか引っ込める(腹筋)
- 体力をもっとつける(ランニングとか、水泳とか……)
- 自分の将来をちゃんと考える(いつまで独り身でいるの〜〜〜)
ポストLDR時代の情報収集方法
Livedoor Reader終了、昼寝の時に見た夢かと思ってたんだけどTwitter読み返したりしてるとどうやら夢じゃなささそう。
— いぇし (@Yeshi) 2014, 10月 1
【重要】 livedoor Reader サービス終了のお知らせ|livedoor Reader 開発日誌
僕らのいのちの生命線、Livedoor Readerがついにサービス終了ですよ。。
しばらく機能追加も止まってたし、Google Reader終了のあたりからあやしい雲行きだったから覚悟はしていたけどさ。。。
とは言うものの、発表されてから2週間近くたってからやっとこんなブログ書いてるぐらいなのを見てわかる通り、正直最近は使う頻度がかなり落ちていました。
なんで使わなくなったかというと、そこかしこで言われてることだけど、TwitterやFacebookで事足りるようになったからだし、スマホ中心の生活になってRSSを読みにくくなったり、そもそも仕事から帰ると疲れきっててWeb巡回する気力すらなかったりで、まあ時代の流れですよねー。
けれども、Livedoor Readerがあったことによる心の支えはとても大きくて、たとえ今日おもしろ話題を逃しても、LDRにはそれが未読とて溜まっている、休みの日とかにまとめて読めば巡り会うことができるという安心感でした。
自分の中でLDRは、情報を貯めておく場所としての役割が非常に大きかったです。
だけどこの心の支え、むしろ良くないとも思っていて、自分が情報の鮮度を気にしない人だから得られる安心感なんですよねー。2ヶ月前に盛り上がった記事も気にせず平気ではてブするようなやつ、見てるとどうやら俺ぐらいっぽいぞ!!!
というわけで「根こそぎ情報を貯めておいて、あとでまとめて一気に見る」というフローからいい加減に見直さないとなーと思っている次第です。それにはまず仕事から帰ると疲れきっててWeb巡回する気力が湧かないのをなんとかしたい。
とは言うものの、ヤフトピやTwitterやFacebook、はてブの(マイ)ホットエントリでだいたいの情報は網羅できるけれど、それだけだとどうしても受動的すぎて、本当にいいのかなみたいな気持ちがわいてしまうところ。Twitterだと流れが速くて取りこぼすし、そもそも情報は能動的に探さなければならない!!それが情強の条件だ!!
で、その能動的に探すツールとしてもLDRはやっぱり優秀なんですよねー。
とか書いてるうちにFeedlyへのデータエクスポートが無事に終わったみたい。まずはFeedlyを使ってみつつ、自分に最適な情報取得フローは何か、いろいろ試行錯誤してみようかな。
ポストLDR時代の情報収集方法をどうするか悩んでいます、というお話でした。
情報多すぎて追いかけきれなくなるいっぽうだから、インターネットに新しい情報を増やすの1ヶ月ぐらい停止してほしい。
Arduinoを触ってみた話
やー、時代はインターネットオブティングズ、アイオーティーですね! HTMLを捨てて電子工作をしましょう!
とは言うもののやっぱり自分のやってる仕事(マーカッペンジニア)の領域からはちょっと離れてる印象のある電子工作、周りで興味を持っている人もそんなにいない感じ。
自分も適当に無視するつもりだったけれど、何故か無性に気になっていました。
気になってしまう心当たりを考えてみたら、そういえば中学の頃とか半田付けとかして電子工作キットを組み立てて遊んでたし、大学でも8ビットマイコンとか触ってたなあとか思い出したのでした。
突然の押入れ大掃除はこれを探すためでした。中学時代に技術部で半田付けした電子工作キット達。
押し入れ掃除していろいろ引っ張りだしてみた。抵抗だよLEDだよ! そういえばだいぶ昔、じゅわーってやって、チョッキンってやってたよ!
そういえば電子工作から離れてからも、本屋で見かける大人の科学のこういうのとかも無視できなくてついつい買ってたのでした。組み立てるだけで満足しちゃってそれっきりで埃かぶってたけど。
そういえばこんなのも買ってしまいこんでたなーと引っ張り出してきた。大人の科学の電子ブロック。
でまあ先日、秋葉原近くのアーツ千代田とかいう廃校を素敵に活用してる施設でこんなイベントがありまして、
Mozilla Open Web Day in Tokyo | Mozilla Japan
このイベントに、電子工作で楽器やらゲームやらとにかくいろんなものを作っている @ina_ani http://d.hatena.ne.jp/inajob/ を始めとしたいつものメンバーを誘って行ってきたのでした。
ぐうたらな自分が台風前日の大雨にも負けずに来ることができたのは、主にフォクすけに会うためです。
フォクすけのしっぽ!!!
学校椅子に座ってるフォクすけ、かわいすぎやろ!!!!
ブラウザしか作ってないイメージだったMozillaだけど、Firefox OSでIoTを強力に推し進めようとしているようで、会場でも相当な存在感を放っていました。KDDIもノリノリ。
とまあそんなセッションの合間にちょこっと抜けて、@ina_aniの案内で秋葉原でarduinoなどを買ってきたりしたのでした。arduinoを買ったのは秋月電子だけど、最近はアキバの萌えの勢いに押されてか、電子工作系の店が末広町方面にも増えて(追いやられて?)いるらしい。
先週のOpen Web Dayの日に考えなしに買った、電子部品とArduino。さてなにしよう。
というわけで今日は、Arduino microを箱から出して指でつかんで触ったよーという報告でした!!
あとはこれからこの本読んでがんばります!!
Arduinoをはじめよう 第2版 (Make:PROJECTS)
- 作者: Massimo Banzi,船田巧
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/03/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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追記。
Arduino入門 (全12回) - プログラミングならドットインストール
やっぱりドットインストールが神なのだわ。LED光ったー
下手なとこ線つないでショートさせてぶっ壊しちゃうんじゃないかと、とにかく最初の一歩が怖い電子工作、ドットインストールの動画を見ながら無事にその一歩を踏むことができました。わーい!
国道の採番の秘密を知りたくてGIFアニメ作ってる話
と、いうわけで、神奈川県内を走行するだけだと数字がバラバラでわけのわからない国道の採番、いったいどんなことになっているのか気になったので調べてみました。
調べ方は簡単。Wikipediaで国道1号から順にページを巡って、起点と終点を調べながら、地図をおおざっぱになぞるだけ!(OpenStreetMapを使うなど、著作権には要注意…)
で、こんな感じになりました。
1〜10号だけで日本ほぼ一周。
11〜20号。
なるほどなるほど、おおむね重要な路線順に番号が振られているみたいですね。
こんな調子で二桁の国道番号の58号線までを、GIFアニメにまとめてみました。
(59〜100号はなんと、欠番だったのです。。)
(http://yeshi.tumblr.com/post/89063757002でも公開中)
なるほどですね〜〜
たまにあるものすごく短い距離の国道は、港湾への連絡線だそうです。
ここまでくると、気になりますよね。101号から先も。
自分の地元を走る国道の一つ前の番号は、いったい日本のどこを走っているんだろう?って。
はい!現在国道コンプリートに向けて絶賛トレース中です!
デイリーポータルZ新人賞2014 の締め切りまでに全部トレース終えたかったけど無理だった!
なんと、国道って507号まであるらしい。知らなかったよ!
途中成果をぼちぼちあげてたTumblrに頂いたコメント によると、101号〜244号で日本全国を一巡して、245〜271は比較的バラバラ、そして272〜332が二巡目となり、333〜390、391・・・と、合計5巡ほどするそうです。なるほどなるほど・・・
とりあえず350号線までトレース終わってる。引き続き507号に向けてがんばります!!
鉄道地図で遊んでる話
だいぶ時間経っちゃったけれど、じぶんの空想地図を描く〜未日常のフィールドワーク というワークショップに参加してきました。ハガキ大の紙に手書きと地図シート切り貼りで空想地図を描くというもの。難しかったけど楽しかったー。しかし、デジタルに頼りすぎてアナログでモノを作る能力がだいぶ衰退していることに気付かされました・・・。
ワークショップもさることながら、その後の懇親会も濃くて面白かった! 地理ネタや地図ネタでこんなに盛り上がれるなんて!
というわけでどうやら自分は地理が好きらしいということに、やっと気がつき始めました。そう言われてみれば確かに小さい頃は自由帳に空想地図書いてたし、小中学の頃は社会科地図帳を眺めて過ごしてたし、高校の頃にはまったRPGツクールでは、戦闘やストーリ作りよりもなによりマップ作りにはまっていたのでした。
そうか。今まで地図好きっていう自覚がなかっただけなんだな。
で、大学の頃に始めたのが、Webマップから鉄道駅の位置だけをトレースして、それを繋ぎあわせて鉄道路線図を作る、という遊び。
山手線からはじめて、ふと気づけば日本全国の鉄道駅・鉄道路線図をFlashの上ですべて繋ぎ終えてしまったのでした。
で、完成したのがこれ。
いぇしたんぶら - Googleマップから鉄道をトレースしてみた。 via gyazo.com
2009年頃に作ったものなので、まだ十和田観光電鉄とか岩泉線とかが生き残っていますね。
そんでもって社会人になってからもまだまだ地図トレース熱は冷めず、次に湧いてきた欲求が、「過去に存在したけれど、今はもう失われてしまった鉄道路線もすべてトレースしたい!」というもの。
Flashで作ってるから、タイムライン機能を使えば簡単に時系列を表現できるしね。
そこではまず手始めに、東京の地下鉄の歴史をFlashアニメにしてみたのでした。
(↑ 本当は駅名の変遷なんかも事細かに載せてたんだけど、SNSシェア狙いでわかりやすくするためあえて情報削ってます。)
こんな調子で関東地方の色んな鉄道の歴史を調べまくって、それを地図に落としこむという作業に没頭していたのが2012年頃。
Wikipedia先生や、ステキな個人ホームページの力を借りてJRや私鉄の路線はほぼほぼ順調に地図に落としこむことができていったんだけれども、ついに壁にぶち当たってしまったのでした。
それは、路面電車の歴史。。。
東京都電はまだまだホームページのデータもあるほうなんだけれど、横浜市電はほんとにデータが少なくて、本屋さんなんかも探したけれど、すべての電停のデータや、電停の開業年・廃止年がまとまったデータがまったくない! 昔、八王子にも路面電車が走っていたんだけれども、そういうマイナーな路線になってくるとそもそもほとんど記録が残っていなかったりと。
その後「日本鉄道旅行地図帳」にまさに自分が探し求めていた全駅全電停の開業年と廃止年のリストが載っていることを教えてもらったんだけれど、横浜市電のデータが載っている「関東2」だけ、どこの書店も売り切れなのでした。
日本鉄道旅行地図帳 5号 東京―全線・全駅・全廃線 (5) (新潮「旅」ムック)
- 作者: 今尾 恵介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/09
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日本鉄道旅行地図帳 4号 関東2―全線・全駅・全廃線 (4) (新潮「旅」ムック)
- 作者: 今尾 恵介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/08
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で、ついに断念してしまい、しばらく地図熱が冷めていたのでした。
そんな途切れていた地図熱を空想地図ワークショップで思い出して、Tumblrとか再開して以前作った資産を小出しにしている今日このごろです。
いつの間にか Web日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線|新潮社 なんてのも始まってるし、路面電車歴史地図作りも再開してみようかな。
だそく。
いっぱいシェアもらうぞ〜 と満を持して先ほどの地下鉄アニメをツイートしたら
東京の地下鉄の路線網の広がりをgifアニメにしてみた。
http://t.co/udGZKZQBgU http://t.co/spQsFvhlrX
— いぇし (@Yeshi) 2014, 6月 22
あんまりRTされなくて、その後大河ドラマTLを眺めながら適当につぶやいた
本能寺があるのなら理性寺もあるのでは?と検索したら杉並区にあった。
— いぇし (@Yeshi) 2014, 6月 22
のツイートではじめての1000RT超えを体験しました。
ほええええ、ツイートのタイミングって大事なんだなあ・・・。
いつか乗ってみたかった寝台列車に勢いで乗る - 2014ゴールデンウィークの記録 - 完
反響も全くないわ日も経ったわでモチベーションが沸かないので、
適当にInstagramの写真を並べるだけで締めます。
高松上陸してすぐにことでんへ。予想以上に小さい駅にびっくりしたけど、どうやらもと移転計画があったんだけれど紆余曲折あって頓挫して、それで小さい駅舎で営業してるような状態っぽい。
駅のホームのすぐ隣が高松城で、ホームから城のお堀に掛かる橋が見えたりしてすごかった。城のすぐ脇を通るルートで、発車してしばらくは小田原城址公園の豆汽車を思い出す車窓。
ことでん長尾線乗り潰し。長尾駅のすぐそばにあるのが四国八十八ヶ所、第八十七番札所、長尾寺。
このまま長尾線を折り返しても良かったけれど芸がないので一番近いJR駅まで歩くことに。
造田駅まで徒歩30分。ちょうど87番霊場から88番霊場に向かうお遍路道とも重なってたみたいで、ちょっとしたお遍路さん気分を味わう。
四国の人は見知らぬ人が街中を歩いていることに慣れている雰囲気だった。
というわけで30分歩いて造田駅に辿り着いたのはいいけれど、電車が来なくて30分ほど待ちぼうけを食らう。時刻表見てなかった…、1時間1〜2本しかない…。
そしてだいぶ日も傾いてきた。日が暮れて真っ暗な車窓を眺める乗り潰しは意味が無い。先を急ぎたい。
造田−志度間だけJRに乗って、志度駅からことでん志度線。
志度線内で日が暮れた。 うーんいつかリベンジかな。志度駅近くにあった平賀源内の生家も気になったし。
ことでんのターミナル駅、瓦町駅近くでさぬきうどんを食べて、高松駅でおみやげを買って、夜もふけて21時。しかし今夜はGW初日の夜。どこのホテルも予約がいっぱい。
朝、相生駅でサンライズ瀬戸の寝台券を買っておいたんだけどね! 寝台列車初体験!
GW初日でも、東京へ向かう列車は意外と空いてるんじゃないかという読みが当たりました。寝台券が取れなかったら終電の新幹線で帰るつもりでいたけれど、それだと本場さぬきうどんを食べる暇がなかったかもしれない。
Bソロといえど完全に個室になっててとても快適だし、何より照明を消せるので、夜景をばっちりと楽しめるところが非常にステキでした。
頑張って起きてようとしたけれど、1日中歩きまわって疲れていたこともあり、三宮あたりで意識が途切れる。丹那トンネルを超えたあたりで意識が回復し、ぼーっと車窓を眺める。馴染みの車窓も、朝日のせいかちょっと新鮮な感じがしました。
家に帰ってそのまま寝る。
で、起きて台所の棚を開けたら、保管していたカップ麺がこんな有り様だよ!!
液体スープの袋が破れ、棚全体が醤油臭い液体でドロドロしているという大惨事。
旅行での留守をネズミに襲われ、旅行後の1日は台所の掃除に費やされるというオチが付いたところでこのぐだぐだ旅行記は終了です。
文章全然推敲してないけどみんな写真しか見ないだろうし公開しちゃおう。
最後まで読んでくれた人ありがとう! おやすみ!
直島は歴史の島だった。 - 2014ゴールデンウィークの記録 -3
GW気まぐれノープラン旅二日目。
これって国鉄の頃からあったやつ?
相生から山陽線普通で岡山まで行き、マリンライナーで茶屋町へ。そこでJR宇野線へ乗り換え。
盲腸線かと思ったけれど乗客多い。みんなほぼ同じ目的地の様子。
宇野港でフェリーに乗船。宇野駅で降りた人の波はほぼこの船に吸収されていく。
デッキで20分ほど風にあたっていると、あっという間に直島に到着。
料金も290円とリーズナブル。
ゴールデンウィーク初日ということで、やはり島に訪れる人は多い。
だけどまあ、一人で来ている人はやっぱり少ないですよねー。家族連れ、カップル、美大生っぽいグループ・・・
直島は結構広い島で、フェリーが発着するエリア、役場がある本村地区、ベネッセの宿泊施設や地中美術館のあるエリア、そして関係者以外立入禁止の工業エリアがあるらしい。
過疎が進む瀬戸内の島を、アートの島として復活させた直島。
現代アートをちょっと斜めな目で見ている自分も(斜めな目で見ているからこそ)、一度訪れてみたいと思っていたのでした。
地中美術館のあるベネッセエリアは早々に諦め、「家プロジェクト」なるものがある本村地区に徒歩で向かってみたのでした。
これが現代アートか。
これも現代アートか。
「アートの島なんだ」という事前知識が強くて、思ったよりも普通の生活が営まれている島でちょっと意外に感じる。だけど大きな学校があったり、普通の街と比べても住みやすそうな感じがする。
いい雰囲気の神社がいっぱい。
とぼとぼと30分ほど歩いて、本村地区に到着。わー観光客多い!
街歩いてるだけでたのしい。
いやけどこの本村地区、家プロジェクトみたいなのがなかったとしても、歩いてるだけで面白いとても魅力的な街並みなのでした。
古い家を改装した飯処で卵かけごはんを食べて、家プロジェクト鑑賞開始。
この建物、中にでかい自由の女神があって頭おかしかった。もと歯科医院とこのと。
一番インパクトが強かったのはこれですね。アートの知識がないのでインパクトがあるとわかりやすい。
家プロジェクトを巡っている途中、丘の上に展望台のようなところを発見。そこの案内板を見ると、むかしここにお城があったという。本村地区はその城下町だったとのこと。アート作品よりも島の歴史に興味が出てきた。
興味を持たせてくれたきっかけはアートだけれど。
午後3時をまわり、どんどん人が増えてきている気がしたので、整理券が必要な南寺は諦めて次の目的地、高松へと向かう。
けどまたフェリーに乗りに徒歩で港に戻るのもやだし、バスも混んでるだろうなーと思っていると、本村にある小さい港からも高速船が出ているっぽいじゃないですか。
時刻表に書かれた時間5分前だけど船影なし
船の時間は15:30。誰も居ない小さな港で30分ほど待ちぼうけ。
「金土日のみ・高松行 15:30」という情報しかなくて、本当に船が来るのかどうかめちゃくちゃ不安だったけどちゃんと来ました。
豊島と高松を結ぶ「アートライン」という船で、金土日は直島の本村港にも寄り道するらしい。
直島で降りた人数十人、乗る人俺だけ。直島−高松1200円とフェリーの倍ぐらいのお値段。だけどまあ「船が当たり前」の瀬戸内の雰囲気にちょっと触れられた気がするので悪くない。
船タクシーなんてのもあるみたい。いつか乗ってみたい。
というわけで30分ほど船に揺られて高松に到着。記憶の中でははじめての香川県な気がする・・・(直島も香川県だけど)。
〜高松編に続く〜、たぶん。